中途半端でも意味がある

おはようございます
田中です

今日のお話です
どうぞご覧ください

中途半端でも意味がある

Adobe illustratorやExcel、Wordで
資料や作品などを作成していると
様々なフォントの選択ができます

メルマガやブログ、資料などは
ゴシック体、明朝体のような
日本語に親しみのある
フォントを使用しますが
デザイン性の強いモノは
College Font、Graffiti Fontを
好んで使用しています

Fontを選択した後は
サイズを選択しますが
サイズは8~9~10~
10の次は11を思いきや
10.5なのです

意味わからないですよね?

以前のメルマガで
「視力検査で1.0の次は1.1ではなくなぜ1.2なのか?」
のような記事を書いたと思うのですが
書いてないかな・・・
書いたかな・・・
書いていなければいずれ書きます

それには明確な理由があり
今回の10.5も理由がありました

フォントのサイズを表す単位は
「ポイント」です
1ポイントは1/72インチを表す単位で
1インチとは約2.54cm
つまり10.5ポイントとは
約3.7mmを表します

かつて日本で使われた活字の単位は
「号」で日本で公文書の作成の際に
使われたフォントのサイズは「5号」と
定められていました
そしてこの「5号」と同じくらいの
サイズだったのが10.5ポイントなのです

従来の「5号」に代わり
1962年にJIS・日本標準規格の
「フォントの暫定的な基準」として
設定されたのが、本日まで残る謎の
「10.5ポイント」だったのです

漢字、ひらがな、カタカナの
3種類の文字を使って表記され
文法や発音など独自の特徴を持っていて
敬語や話し手と聞き手関係によって
使い分けられる言葉遣いが豊富で
世界の言語を見ても特別だと思います

ですので日本独自の単位があっても
何も不思議ではありません

私たちが使用している
OSやアプリケーションは
海外製のものですので
日本独自の単位にすると
中途半端な数値になります

コンピューターエンジニアの坂村さんが
開発した「TRON」が
世界の主となるOSでしたら
「号」や「JIS規格」通りの表記も
組み込まれていたと思います

実は私たちが普段使用している
素晴らしい「日本語」は
日本国憲法には日本語を
公用語と制定していないため
正式な公用語ではありません普段から使用しているので
事実上は公用語になると思いますが
面白いですね

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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