誰もが1度は

おはようございます
田中です

今日のお話です
どうぞご覧ください

誰もが1度は

ダイニングテーブルの上に
置かれていた一冊の本
「走れメロス」

長女が夏休みの読書感想文の
本に選んで図書館で
借りてきたそうだ

誰もが1度は手に取っことのある
有名な本ですが
私は読んだことがありません

パラパラめくって見ると
子ども向けに言葉の解説入りで
現代語表記にしており
難しい言葉や表現は注釈で補足していてイラストも多めです

読み進めると
ある言葉が目に留まりました
「少しずつ沈んでゆく
太陽の10倍も速く走った」

小学生でしたら何の違和感もなく
「太陽より速いんだ～」
と、思うでしょう

ですが太陽が沈む速度は
地球の自転の速度ですので日本ですと時速約1500km/ｈ

10倍で時速約15000km/ｈ

音速（マッハ）にすると12.14です
（マッハ１を約343m/sとして計算）

ブガッティ シロン スーパースポーツの
最高速度は490km/hですので
メロスはその約30.6倍の速度で走り
自衛隊の89式小銃の銃弾速度は
マッハ2.68
メロスはその4.52倍

新幹線「のぞみ」の55.5倍

そして100ｍを約0.024m/sで
走ることができます

確実に金メダルを獲得できますね

ですが
「メロスは馬よりも速く走った」
と書いたら
美しい情景が想像できず

「少しずつ沈んでゆく
太陽の10倍も速く走った」
という文章で
メロスが友人のために
日が暮れが近づいても
休むことなく
必死に走り続けている
情景が目に浮かびます

文字で情景を想像できる
美しい文章が書けるといいですね

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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