おはようございます
田中です
今日のお話です
どうぞご覧ください
光化学スモッグ注意報
子どもの頃は夏になると
役所などのスピーカーから
「光化学スモッグ注意報が・・・」
とよく聞こえてきました
光化学スモッグとは
オゾンやアルデヒドなどからなる
気体成分の光化学オキシダントと
硝酸塩や硫酸塩などからなる
固体成分の微粒子が混合して
周囲の見通し(視程)が低下した状態で
工場や自動車の排出ガスなどに含まれる
窒素酸化物や炭化水素が
太陽光に含まれる紫外線により
光化学反応を起こして変質し
オゾンなどが発生します
夏の暑い日の昼間に多く
特に日差しが強く風の弱い日に
発生することがあります
光化学スモッグが初めて発生したのは
1940年代のアメリカと言われており
日本では1970年7月18日
環七通りの近くにある
東京立正中学校・高等学校の生徒43名が
グランドで体育の授業中に
目に対する刺激・のどの痛みなどの被害を訴え
後に光化学オキシダントが原因と判明しました
1970年以降、日本国内では
光化学スモッグが多数報告されるようになり
光化学スモッグ注意報の発表延べ日数は
1973年(昭和48年)に300日を超えて
その後は減少し、1984年(昭和59年)には
100日以下となりました
そして2001年に自動車NOx・PM法が成立
2004年に大気汚染防止法を改正して
光化学スモッグ注意報が減少し
近年は年間10日以下となりました
光化学スモッグ注意報が発令されず
こうして安心して生活できるのも
皆様も御存じの「触媒」のお陰です
感謝ですね
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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