Mark Court(マークコート)氏

おはようございます
田中です

今日のお話です
どうぞご覧ください

マークコート氏をご存じでしょうか?
ご職業はCoachline Painter
コーチラインペインターで

コーチラインとはロールス・ロイスの
サイドパネルのストライプです​​​​​​​

ピンストライパーというのほうが有名ですが
ロールス・ロイス社では
コーチラインペインターと呼びます

マークコート氏は
これまでに約2000台のクルマに
コーチラインを描いており
現在ではロール・スロイス社内では
彼一人だけで
1台のコーチラインを描くのに
3~4時間を要します

マスキングテープを書き始めの目印として
最初のところに少しだけ貼り
その下から鉛筆で線を描き
その後、マスキングテープを剥がして
その鉛筆をたどってペイントで
コーチラインを描くのですが

下書きがあったとしても
「線」を真っすぐ描く事は
相当な技術が必要になり
筆の加圧が変化すると
ラインの太さも変わってしまいます

またコーチラインだけではなく
オーダーがあればロゴや絵も描くそうです

筆(ブラシ)一本で一つの技術を確立して
そして超一流に

気取る訳でもなく
淡々と自分の仕事を行う

こういう姿勢が私は「格好良い」」​​​​​​​と思い
そのような技術者を尊敬しています



ちなみに当店のロゴデザインも
日本の超一流ピンストライパー
小林誠さんにお願い致しました

当たり前ですが筆で描いています
超一流でも気さくな方で
気取らず、格好もつけません

超一流になるには
そのようなことも必要だと感じます

また自分が超一流と思った時点で
成長は止まるので、超一流の方たちは
自分を「超一流」とは
思っていないのでしょうね



そして三流以下の
東京都大田区下丸子の
「にわかピンストライパー」のふざけた作品

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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