おはようございます
田中です
今日のお話です
どうぞご覧ください
日本人の技術は素晴らしい
クレジットカード、スマートフォン、
電子マネーカード、交通系ICカードなど
タッチ決済がだいぶ広まってきました
タッチ決済を行う際の決済速度の差に
違和感を感じたことはありませんか?
交通系ICカード(Suica)の決済速度は
異常に早く「0.1秒」で
非接触リーダーに接触する前に
決済が完了しています
ちなみの切符が自動改札を
通過する時間は「0.7秒」で
その間に磁気の情報を読み取り
取り出し口に人が到着する前に
切符が出てくるように設定されています
それだけでもすごい技術です
交通機関でもクレジットカードタッチ決済が
(オープンループ乗車システム)
利用できる駅がありますが
処理時間がSuica2~4倍で
これは買い物でタッチ決済した場合でも同じです
買い物時には遅いと感じたことはありませんが
確かにSuicaと比べると遅いです
この処理時間の差はシステムの違いで
全くの別物ですので比べようがありません
Suicaは非接触式カードである
ソニーの「フェリカ(FeliCa)」方式を採用し
「フェリカ」の特徴は通信距離の長さで
リーダー認識距離はSuicaの場合は85mmです
また読み込む情報もSuicaが使用できる
範囲のローカル処理(クローズドループ)を
行なうだけのシステムで処理時間は200m/sです
一方でクレジットカードタッチ決済は
Type-A/B(MIFARE)というシステムを
(オープンループ)使用し
リーダー認識距離は最大で40mm
処理時間は500m/s
オープンループでは
一旦センターに問い合わせるという
ネットワークの往復する時間も必要で
これは世界基準で決まっています
このような作業を500m/sで行う
オープンループの技術は
実は素晴らしい技術で
処理時間も申し分ないのです
ですのでオープンループの場合は
認識するためにSuicaより近づけ
ネットワークの往復をして
そのクレジットカードが安全かを確認して
初めて決済になります
ですのでSuicaよりは遅くなるのです
オープンループですと通勤ラッシュ時には
「改札が詰まる」
という意見もあります
思い出してみてください
自動改札機がない頃は
定期券の駅員さんに見せて
駅員さんは瞬時に有効期限、区間を判断し
また切符の場合は駅員さんが1枚ずつ
切符を切っていた時代もありました
それに比べれば
どれだけスムーズになったことか
「オープンループの処理時間位は
待っても良いのでは」
と感じます
ちなみにSuica(FeliCa)は日本の技術です
セキュリティ面では銀行口座よりも上の
トップクラスで
クレジットカード、キャッシュカード、
スマートフォン、ビットコインなどが
ハッキングされる世の中ですが
Suicaはハッキングされたことはありません
(モバイルSuicaのハッキングは
スマートフォン自体が原因です)
またこの技術は海外の電子マネーにも
使用されています
日本人の技術は本当に素晴らしいですね
この記事を書きながら思い出したのですが
切符を切る際に使用する
改札鋏(かいさつばさみ)でリズムを刻んだり
中には駅員さん同士で
リズムの掛け合いをしたりする
改札鋏を巧みに操る
この技術も素晴らしいです
さすが日本人
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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