若き日の仕上げ

おはようございます。田中です。

今日のお話です。

どうぞご覧ください。

またまた16年前の話です

320CEカブリオレは
当時の自分の最高の技術と
手間を掛けて究極の仕上げを
目標とした購入した車両です

カッコいいが大前提ですが(笑)

内装仕上げ
1オーナー23000kmの個体でしたので
クリーニングやリペアでも十分に
綺麗になるオーラがありました

ですが
「新品部品はあるうちに買え」
という教えを基に
エスカレートする新品交換

クリーニングやリペアで
しっくりこない部品を注文することに

ステアリングとエアバッグ
クリーニングで驚くほど
綺麗になりましたが
新品の風合いや質感を
知りたいので注文

センターウッドパネル
割れは無いのですが
小傷が目立ち、
研磨でも良いのですが
問い合わせたところ

「最後の1つで、
次回生産は本国でも未定です」

と言われて
無くなると聞くと
欲しくなるので注文

ドア内張り左右
こちらもクリーニングで
綺麗になりましたが
左ドア内張りが
少し白っちゃけていたので注文

すると今度は
「右側が最後の1つですけど・・」
と

答えは決まっています
「買います」

その他に
サンバイザー左右
パワーウィンドウスイッチ4個
ウィンカーレバー
クルーズコントロールレバー
ヘッドライトスイッチASSY
センターコンソールボックスを
注文し、後日大量に届きます

そして一つ一つ開封
新品部品を拝むことで
新品の質感、色味を把握し
部品によっては製造工程や
分解の順番まで理解でき
それが知識になります

新品を知る事で、新品に近づくように
クリーニングやリペアを行えます

私の仕事の目標は
やはり限りなく新品ですので
新車が入庫した際も
隅々までチェックします

作業工程をかなり省略しますが
ダッシュボード以外を脱着分解し
掃除またはリペア、交換をして
そして組み付け

一連の作業をやり遂げたことで
31歳の私は大満足と大成長した
記憶があります

ですが現在の技術と材料があれば
仕上がりも格段に良くなっていた

と書きながら感じています

毎日、お客様のクルマを
仕上げていますが
最近は「仕上げたい病」
が発症しているので

獲物を探し中です

最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

ではまた明日。

今日も素晴らしい
1日になりますように。

田中健介

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