新品交換

おはようございます。田中です

今日のメルマガです

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16年前

「健介、騙されたと思って
5000km走ったら
もう1度新品に交換してみ」

と93年式320CEカブリオレのタイヤ交換を
終えた私に先輩が言いました

「え～、でもこれ新品ですよ」

先輩
「騙されたと思ってさ」

信じている人の言うことは
素直に聞くので5000km走る事に

趣味のクルマは殆んど乗らないので
5000km走行する為には2年は必要です

駐車場に行くと、
バッテリーが上がっている事もあり
その場合は社用車で行動

3か月間乗らない事もありました

晴天の日は通勤にも使用し
1年3か月で5000kmを走行

その間、タイヤの感覚を忘れないために

田中健介伝家の宝刀
「24mmマスキングテープとマッキー」で
忘れないようにメモを取り
ステアリングに貼り付けました

REGNO　GR8000は
とても静かで乗り心地も良く
124を静かに上品に乗るには最高です

ただC124は124家系でも劣等生で
屋根が無い分剛性が悪く
私のクルマも横から見ると
ややUの字になっていて
重いドアが極わずかに下がり
リアクォーターパネルとの
ちりが僅かに甘かったです

ただ屋根を開けたフォルムの
カッコ良さで購入しましたので
その辺は目を瞑りました

他の124系でしたら
より素晴らしい乗り心地だと思います。

いよいよ再度新品交換

行きつけのタイヤ店の店長も
「どうして？？？」

みたいな表情をしていましたので
先輩から言われたことを説明

寡黙な店長がボソッと
「その体験してみた方が良いですよ」
と言ってくれました

使用済み5000kmのタイヤも
下取りしてくれたため
出費は抑えられました

そして試乗

ステアリングに張り付けた
メモを見ながら比べます

軽く慣らすために
第三京浜を往復すると
「え～！」
この時点で明らかに違います

静かです

そして

良く転がる感じがします

「どうせプラシーボでしょ？」
と気持ちもあったので
翌日も第三京浜へ

二日目なので感情は落ち着いています

ですが静かです

通勤ルートの気になる路面も
交換前より気にならなくなり

5000kmと新品の差
をプラシーボ抜きで感じ取れました

早速、先輩に連絡
「新品交換したら全然違いました！」

先輩
「5000km走るのに時間掛かったね

そんで全然違うでしょ

毎日乗ったりしていると
こんなもんかな～で済ませたり
交換した事すら忘れてしまう

君は観察したところが偉いね

そうしないと差がわからないし
新品交換した時だけの
有難みになってしまう

そして新品に勝るものはないよ」

私は新品の素晴らしさと
有難みを学びました

これを切っ掛けに
320CEカブリオレの
新品パーツ交換地獄が始まります

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

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