当たり前の技術

おはようございます。田中です。

今日のメルマガです。

どうぞご覧ください。

スマホで写真を撮り
メールで送る

よく考えたら凄い技術ですよね

「凄い技術だな～」

と思うだけでは終わりません
知的好奇心旺盛な私は調べます

世界初のケータイカメラは
日本で誕生しました
第1号は1999年9月に発売された
京セラ製のDDIポケット端末の「VP-210」
しかし、テレビ電話用に開発されたため
カメラのレンズが内側にあり
自分しか撮ることができず
市場に受け入れられませんでした。

一方で、同時期に三菱電機製端末の
「ラポッシェ」という携帯専用カメラ
発売されました
これは、端末につなげて使用するもので
ケーブルでつなぐ外付けのカメラなので
普及しませんでした

また、ドコモも「キャメッセ」
という商品を発売しましたが
これはドコモの携帯電話に
アダプターを装着することで
写真（静止画）を撮影でき
それを使った加工が楽しめる
というもので普及しませんでした

そして2000年11月に発売された
J-PHONE「J-SH04]が爆発的に売れ
カメラ付き携帯の始まりになりました

1990年代後半
当時の女子高校生が持ち歩く物は
携帯電話、音楽プレーヤー、
そしてインスタントカメラ
「写ルンです」を
バッグに入れていたそうです

そこでJ-PHONEの
開発担当の高尾慶二氏は
だったら携帯電話とカメラを
組み合わせてしまおうと開発

またJ-PHONEは
メール機能が充実しており
写真を撮ってメールと一緒に送る

「写メール」

という文言も一緒に世に送り出し
現在に至ります

また背面カメラレンズの
横に小さな鏡も付いていて
自撮りも出来るように
と若い子の心を擽ります

日本が世界初とは驚きですね
てっきり海外初と思っていました

現在ではインカメラも標準装備ですが
当時は背面カメラのみでしたので

「小さな鏡」

日本人らしい細かい気遣いが
素晴らしいと感じます

現在では当たり前の技術

開発までの試行錯誤と
普及までの苦労が感じられ
アイディアと気遣いで
私達の生活には
無くてはならない技術になりました

感謝、感謝、感謝
ですね

最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

ではまた明日。

今日も素晴らしい1日になりますように。

田中健介

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