1.0の次は

おはようございます
田中です

今日のお話です
どうぞご覧ください

1.0の次は1.2
1.2の次は1.5

何の数値でしょうか?

答えは「視力検査の数値」です

そしてなぜ
1.1 1.3 1.4を飛ばしているのでしょうか?
(長女からの質問です)

しかし1.0より下は0.9 0.8と
順番通り刻んでいます

ここからは長くなります
私も下書きを書いていて
理解するのに時間が掛かりました

最後に簡単な説明もありますので
お時間のない方はスクロールしてください

まずは視力表で使われる「C」の記号は
ランドルト環と言います
フランスの眼科医エドマンド・ランドルトが
発表したもので
世界共通の視力検査記号として使用されています

静止視力の基準が1.0になった訳は

視力検査は
視力表から5メートル離れて行います
視力表で視力1.0に該当するランドルト環は
高さ7.5ミリ、文字の太さ1.5ミリ
文字の切れ目部分の幅1.5ミリです
この「文字の切れ目部分の幅1.5ミリ」がちょうど
5メートル離れたところからの視角1分に相当します

5メートル離れたところから
この文字の切れ目を確認できれば
(ランドルト環の向きがわかれば)
1.0の視力があることになります

ちなみに、視力0.5用のランドルト環の大きさは
1.0用の2倍、0.2用は5倍、
視力表の一番上にある
0.1用は1.0用の10倍の大きさです

次になぜ飛ばされる数値があるのか?

次のグラフをご覧ください

視角と視力は反比例の関係にあり
目で見える視角が小さいほど視力の
数値は高くなります

視力1.0の次が1.1ではなく1.2や1.5なのは
1.0以上の視力を測定する場合
視力表から測定できる視角の差に
限りがあるためです

同じ0.1の違いであっても
視力は高ければ高いほど差を区別するのが
難しくなります

例えば視力0.1の人と0.2の人で見える
視角の差は大きく
両者の差は視力検査で簡単に区別できます

しかし視力1.0の人と視力1.1の人で見える
視角の差は小さく
視力表で視角を測定しても
正確に測定することが困難です

そのため「正確に測定する事が困難」
と理由で飛ばされることになりました

この長い文章を11歳の娘に
LINEで送ってもチンプンカンプンでしょう

そこでアイディアを振り絞った説明は

「一枚のLサイズのマルゲリータピザがあるとして
(サイズと味は関係ないですが)

それをパパが1人で食べるのと
怜佳(長女)とパパの2人で食べるとの
差は大きいでしょ?
丸々一枚と半分だから

そのピザを怜佳とパパと
お友達を呼んで9人で食べるのと
もう1人呼んで10人で食べるのでは
一枚の差はそんなに変わらないよね」

と説明しグラフを見せて
何とか理解して貰いました

長女が最後に
「パパが食べなければ8人で食べれるし
10人になっても9人で食べれるじゃん」

「そうだね・・・」

最後まで読んでくださって
ありがとうございました

ではまた明日

今日も素晴らしい
1日になりますように

田中健介

お問い合わせ、
作業依頼、本家ブログは↓
https://www.cbp-oyd.net/

バックナンバー  
是非ご覧ください。

登録解除は↓
https://t.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=cbpoyd&task=cancel

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次