おはようございます
田中です
今日のお話です
どうぞご覧ください
損害保険会社は
○○○○海上
○○海上○○火災
と海上と付く会社が多いと思いませんか?
私は思いました
何故、海の上?
またもや知的好奇心発動です
調べてみると
損害保険は海から生まれたものだそうです
最初は
良い言い方をすれば投資
良くない言い方をすれば賭け事でした
帆船で難破や海賊の危険に満ちた航海は
1種の賭けで
たくさんの投資家が少しずつお金を
出し合って航海に投資し
難破や海賊の襲撃で帰港しなければ
投資金は無駄
無事に帰港すれば莫大な貿易による
利益に与れるという1種の冒険でした
この時代の投資を「冒険貸借」といい
海上保険のルーツです
文字通り帰らなければ投資金は無駄
帰れば莫大な利益が転がり込む冒険でした
その賭け事で最大手だったのが
イギリスにある「ロイズ」という
カフェでした
船員さんや船主、荷主などが
たくさん集まる場所で
そのロイズが発祥の地とされています
このロイズは今でも世界的に大きな
保険会社になっていますね
日本の損害保険の歴史も
海上運送から始まっています
16世紀から17世紀の初めに活躍した
朱印船には、海難事故などの
危険が高かったため「抛金(なげかね)」
という制度が考え出されました
1航海につき金融業者が証文に基づいて
お金を貸し、無事に航海が終われば
3~11割の利子をつけて元金を返済します
船が難破した場合は利子も元金も
払わなくていいというものでした
またロンドン大火、シカゴ大火で
火災保険の必要性が認識され
火災保険が普及しました
その後ロンドンの辻馬車(現代のタクシー)
が人をひいたことの賠償責任を担保する
賠償責任保険が生まれました
これが今の自動車保険のルーツです
調べてみると面白い事実がわかりますね
まさか賭け事(投資)とは思いませんでした
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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