2022/04/03 (Sun) 05:30
おはようございます。田中です。
今日のメルマガです。
どうぞご覧ください。
2月頃~5月頃まで花粉症の方は辛い時期だと思います。
花粉症は花粉が原因ではありません。
のお話は後日。
花粉で辛いのは人間だけではありません。
自動車のボディーもダメージを受けます。
花粉が積もった状態で
雨等の水分を吸収し
花粉が膨張し、破裂
それが乾燥し
後日洗車をしてみると
あらビックリ!
数日前まで綺麗だったボディーは
見るに堪え難い状態に。
言葉で表すなら
月の表面のクレーターのよう。
花粉は単なる細胞です
花粉に含まれるペクチンと言う物質が
原因と言う話もあります。
ペクチンとは植物の細胞壁や中葉に含まれる複合多糖類で、
ガラクツロン酸 が結合したポリガラクツロン酸が主成分。
酸なの?
実際に観察したわけでも無く
憶測や聞いた話、
主成分など
どうでもいい。
そんな事よりも
どうやって元の状態に戻すかが大切です。
見た目は絶望的な状態に見えますが、
実はそうでもないのです。
ウォータースポットや
水道水や井戸水を掛け、
そのまま乾燥させて不純物が残り付着した
シミよりもダメージは少なく
元の状態に戻すのは簡単です。
御存じの方も多いと思いますが
熱を加えると塗膜が動き消えていきます。
ご自身でも行える作業がありますので
参考までに。
実際の方法としては
1,熱湯を掛ける。
洗車後にダメージを受けてる部分に
ゆっくり熱湯を掛ける。
消えていなければ再度繰り返す。
時間は掛かりますが安全です。
2,スチーマーを使う。熱い蒸気を当てる事で
消えていきます。1と併用がお勧め。
お湯を沸かしている間にバンパー等の
範囲が少ない部分を攻める。
器具は当てずに蒸気のみを当てる。
3,ヒートガンで温める。鉄板やアルミの部分は
OKですが温度管理が必要。
樹脂の部分、ゴムパーツの付近は溶けるので×
短時間で済みますが、難易度と危険度が増します。
自己責任で。
4、放置。
直射日光の当たる駐車場の方で、
夏まで待てる方はお勧め。
時間も労力も必要ありません。
私は1と3のツートップで攻めてます。
ポット3台でお湯を沸かし、
待ち時間で安全な部分にヒートガンで
完璧に復元させます。
ご自身で実際に作業する場合に不明な点や
「やっぱりプロにお願いしようかな~」
など何時でもお問い合わせください。
以前、1993年式の国産フルオリジナル塗装の車を
社用車として使用していましたが、
花粉でのダメージは起きなかったのです。
社用車なので屋外駐車、洗車も頻繁にはしていません。
現社用車は2018年式ですが
ダメージを受けています。
当然、夏まで放置(笑)
またお客様の1995年式のドイツ車では、
再塗装してあったボンネットのみダメージを受け
他のパネルはノーダメージ。
それを踏まえると花粉だけの問題ではなさそう。
塗料も変わってきましたからね。
色々調べてみます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
ではまた明日。
今日も素晴らしい1日になりますように。
田中健介
お問い合わせ、作業依頼、本家ブログは↓
https://www.cbp-oyd.net/
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