おはようございます
田中です
今日のお話です
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美吉野紙(みよしのがみ)
私もこの業界に入るまで
知りませんでした
用途はレザー塗料を塗装前に
「漉す」ためです
漉すとは
細かい隙間(すきま)をくぐらせ
かすを取り除いて
純粋な成分だけにする
ということです。
塗装用にストレーナーと
いうものがありますが↓
なぜストレーナーを
使用しないかと言うと
私が使用しているスプレーガンには
サイズが合わないのと
尊敬する塗装職人さんが
美吉野紙を使用していたので
真似して使用しています
そもそも,この美吉野紙は
どんな用途で使用されて
いるのだろう?
と、また知的好奇心に火が付きます
調べてみると
漆液を漉すための紙です。
昔から
奈良県吉野地方で作られていた吉野紙や
山形県高松地方で作られていた麻布紙
と言う天然和紙を使用していましたが
だんだん生産量も少なくなり
この化学繊維の紙が使用されています
3枚重ね、5枚重ねと
数回にわたり漆液を漉すと
細かいゴミも無いきれいな漆が漉されます
また、「ウマ」と呼ばれている
木製の漆漉機を利用すると
簡単に漆を漉すことができます
用途は同じで漉すための紙でした
漆も漉して塗るとは初めて知りました
美吉野紙は
紙のサイズ 530×530mmなので
私は8分割にカットして使用します
スプレーガンのカップに置き
塗料を流すと、不純物だけが
美吉野紙の上に残る仕組みです
50枚を8分割したので400枚
400回も使用でき
お値段なんと1639円
今ならキャンペンーン中で
もう1セットプレゼント!
などはありませんが
今でも塗装職人さんが
使用している姿を見かけるので
私も愛用しています
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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