おはようございます
田中です
今日のお話です
どうぞご覧ください
進化する動植物たち
「動植物は敵から身を守る」
「環境に適応する」など
生存するために進化します
その敵とは「人間」の場合もあります
その環境とは「人間」が
作り出した環境でもあります
「進化する」ではなく
どちらかと言えば
「進化させられた」でしょうかね
サンショクツバメ
米国ネブラスカ州南西部に生息する
サンショクツバメは
橋の下に巣を作る習性があり
そのせいで車との交通事故が
頻発していました
ですが近年では
この状況への適応進化として
ツバメの翼が短くなっていることが
明らかになりました
短い翼は長いものに比べて小回りができ
猛スピードで走っている車を
避けやすいように進化したそうです
マホガニー
丈夫で腐りにくく
赤みがかった色合いが美しいマホガニーは
高級木材でも知られています
そのおかげで伐採が進み
1970年以降は
国によっては70%以上も減少し
大木はほとんど姿を消しました
ですが絶滅したわけではなく
現在でもさまざまな地域で
見ることができますが
その姿は昔とは異なり
昔のように高さ20mを超える巨木は無くなり
現代のマホガニーはかなり小さいのです
大きな個体が伐採されてしまったため
その背の高さを支えていた
遺伝子を残せなかったことが原因です
ゾウ
アフリカゾウは密猟が原因で進化しました
これまで長い牙はライバルのオスを追い払い
メスを獲得するために必要だったため
それが子孫に継承されていました
密猟者は高く売れる長い牙のゾウを狙い
その結果、そうしたゾウは
子供を作る前に死んでしまいます
ですが競争がなければ
牙の短いゾウでもメスを得ることができ
こうして短い牙が子供に
受け継がれるようになりました
アフリカゾウの牙の
平均的な長さは半分になり
中には牙をまったく持たずに
生まれてくるゾウもいます
象牙を捨てる進化をしたことで
密猟者に狙われにくくなり
生存率を上げることができました
ほぼ毎日、多摩川河川敷で
野生動物を撮影していますが
私のルールとして
自然を壊さないことと
相手との距離感を大切に
を意識して散歩撮影をしています
1年以上、モズを観察していると
その個体との距離感が掴め
相手が飛び立たない距離で
カメラを構えて
飛ぶ瞬間を撮影するために
ひたすら待ちます
また林や木々の奥に
撮影したい被写体があっても
草木を踏みつけて傷を付けたりもしません
私たち人間も
動植物が生存しているから
生存している訳で
それをわざわざ人間の都合で
壊してしまうとは・・・
本日も動植物と共存し
散歩撮影に行ってきます
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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