おはようございます
田中です
今日のお話です
どうぞご覧ください
プラスチック製の組み立てキット
皆様、1度は耳にしたことのある
「プラモデル」という用語
この用語は日本初と称してプラモデルを発売した
マルサン商店が1959年に考案した登録商標です
現在ではメーカーを問わず
プラスチックモデルキット全般を
意味する言葉として使われていて
プラモと呼ばれることもあります
この「プラモデル」という商標登録は
実は下丸子を代表する企業の
キヤノン株式会社が取得していました
この「プラモデル」の商標は
カメラの組み立てキットに関連で取得しており
キヤノンは「プラモデル」という名称で
ユーザーが自分で組み立てられる
プラスチック製のカメラキットを販売し
このカメラキットは組み立て式であったため
プラスチックモデルの略称「プラモデル」を名称として
使用していたそうです
当時の日本では「プラモデル」という言葉は
まだ一般化してなく
キヤノンがこの名称で商標を取得することが可能でしたですが
後に「プラモデル」という用語が
一般的な組み立て式模型全般を指す言葉として普及したため
キヤノンはこの商標を放棄したそうです
これには諸説があり
商標を取得していたことは間違えはないのですが
キヤノン製カメラのミニチュアのモックに
使用していたという説もあります
実際に調べてみると商標出願・登録情報に
「プラモデル」という商標を登録しており
2009年まで商標権を存続していましたが
指定商品は写真機械器具,映画機械器具,
光学機械器具,ロケット,遊園地用機械器具,
スロットマシン,発光式又は機械式の道路標識,
消防艇,消防車,自動車用シガーライター等で
これはほんの一部です
1950年代の記載はなくカメラ組み立てキット、モック関連の
記載はありませんでした
実際のとところはどうなんでしょう?
キヤノン株式会社は
カメラやレンズ、複写機で有名ですが
日本国内外での特許出願件数も
上位にランクインすることが多い企業で
日本企業の中で上位3位以内に入る特許出願件数を誇り
年間3,000件以上の特許を取得し
保有する膨大な特許を活用して収益を得ていて
売上高の約8%を研究開発費に投じており
常に新しい技術開発に取り組んでいます
カメラの売り上げは全体の20%~25%で
しかも拘った技術で万人受けしない
カメラやレンズを開発、販売しています
万人受けする製品を販売すれば売り上げも伸びますが
他社には真似のできない
拘りの製品を開発し続けるところが
私がファンになった理由です
プラモデルの謎は
解き明かされないままになりましたが・・・
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
ではまた明日
今日も素晴らしい
1日になりますように
田中健介
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