東京都大田区のカーコーティング
ガラスコーティング専門店
カービューティープロ尾山台、店主の田中です
品川区からお越しのI様のBMW MINI CLUBMANに
レザーリペアの特性
様々な名称で呼ばれるレザーシートですが
基本的に私達が触れている部分は塗膜です
車種グレードで仕上げが異なるので
どのようなリペアがオリジナルに近づけられる修理方法かを
見極めて施工します
職人さんが時間と手間を掛けて丁寧に作り上げた
レザーシートやステアリングを
ただ傷を埋めるために分厚く塗装し、また硬いパテを使用することは
とても無礼ですので
見た目を崩さず、触った感じもオリジナルに近づけるようにリペアを行います
レザーコーティングの特性
なかなか浸透しないので何度も書きますが
現代自動車のレザーシートは、
塗装（樹脂コーティング）してあり
私たちが実際に触れているのは、
革ではなく”塗膜”なのです
悲しいことに現在でも
「クルマのレザーは呼吸している」
「クルマのレザーには保湿を」
「油分を与えることで柔らかい本来の革に」等ど謡っている
商品が多数ありますが
樹脂コーティングは呼吸もしなければ浸透もしません
保湿剤などの油脂などを塗れば、
新車時の上品な艶消しのレザーが必要以上にテカリ
油脂によって汚れが付着しやすくなります
近年のレザーシートは塗膜を薄くし柔らかくすることで
高級感を出していますが
塗膜が薄いので擦れによるダメージを受けやくすなりました
当店のレザーコーティングは
強固な保護膜を形成し擦れ、汚れから守りますが
オリジナル本来の質感を失いません
長年、レザーを勉強することで本質を知り
「デタラメ」や「嘘」を見分け
正しい知識と技術でお客様に提供し
お客様のレザーを守ります
BMW MINI CLUBMANの施工内容
入庫時確認
徹底的内装クリーニング
レザーリペア
レザ―コーティング塗布
最終チェック
完成
入庫時の状態
走行距離5088km
多少、汚れでテカリがありますが、普通に使用されていたかと思われます
シート背面に細かい傷があります
内装徹底的クリーニング
徹底的クリーニングは汚れを除去する作業ですが
完全に汚れを除去することでレザーリペア、レザーコーティングの
下地作りになります
汚れが完全に除去されていない状態は
オリジナルのシートカラーとは異なり
そのまま調色すると「汚れたシートカラー」になり
また汚れの上からレザーコーティングを施工しても
何の意味もありません
仮に走行距離１ｋｍでも一度、人が触れたものは
徹底的クリーニングを行います
ハーフ＆ハーフ
ステアリング
徹底的クリーニング後は本来のマットブラックになり
シート背面
シート座面
走行距離5000ｋｍでも汚れは付着し
オリジナルカラーより明らかに黒いです
汚れを完全除去しないで調色する・・・
考えるだけで恐ろしいです
レザーリペア
オリジナルカラーになったシートに合わせ調色し
予め深い傷を埋めて最低限のリペアの下準備をします
マスキング
ステッチは1.6ｍｍのテープを使用し
マスキングは最大限に行い
低圧スプレーガンで一度に厚塗りはせず
薄く丁寧に回数を重ねて柔らかさを保つように塗装します
リペア後
レザーコーティング塗布
清潔になり傷が無くなったシート、ステアリングに
凹凸や溝の中まで均一にレザーコーティングを塗布
最終チェック～完成
クリーニング後に汚れが完全に除去出来ているかを確認
レザーリペア後に傷は無くなっているか、風合いは崩れていないかを確認
レザーコーティング後には均一に塗布出来ているか
新車のような上品な艶消しになっているかを確認
と作業ごとに確認は怠りませんが
全ての作業終了後に
再度、LEDライトを照らし
細部からシート、ステアリングなどの部品単体
そして少し離れ、全体の質感を確認し完成
入庫時の状態からは劇的に変わり
新車時に近い、清潔で上品なマットな状態に
徹底的なクリーニングで汚れを除去し清潔になり
傷が無くなり新車のようなシートになり
そしてその状態を保護するためにレザーコーティングを施工することで
安心してカーライフをお楽しみ頂けます
おまけ
鍵もクルマの一部です
キーレス、プッシュスタートの時代になっても
鍵を持たずにクルマに乗ることはありません
鍵も本来の姿に
お預かりした時の状態
クリーニング
ハーフ＆ハーフ
全体クリーニング後にレザーコーティングを塗布し
完成
レザー本来の状態でカーライフをお楽しみたい方は
まずは一度ご相談ください
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