オリジナルの風合いを崩さないレザーリペア NAロードスター

東京都大田区のカーコーティング・
ガラスコーティング専門店

レザーリペア、レザーコーティング
カービューティープロ尾山台・店主の田中です

NAロードスターは現在も人気車種

オリジナルのシートの表皮も部品供給がないため

オリジナルの風合いを崩さずに丁寧にリペアを

今回の施工内容

徹底的にシートクリーニング

調色

大まかなマスキング

手作業でのヒビ埋め

ステッチマスキング

塗装

シートの状態をチェックします

全体的に汚れで黒ずみ、テカリが出ており

擦れ、ヒビも多数あります

助手席と比べ、色味が黒い事も確認できます

徹底的にクリーニング

しっかり汚れを除去することで

オリジナルの色味に戻し

また、しっかりとクリーニングをすることで

ヒビか汚れかを判断し、余計なリペアを防ぐ事が出来ます

完璧に汚れを除去する事で

オリジナルの色味は、かなり明るい事が確認できます

この「完璧なクリーニング」を怠ると

こうなります

調色

オリジナルに合わせて、

専用水性塗料の赤、青、黄の三原色+白、黒を使用し調色をします

板金塗装のように色見本やデータが無いので

現車に合わせ徐々に色味を近づけ

最終的に同じ色味にもっていきます

下地処理の為、大まかなマスキング

手作業でのヒビ埋め

調色した塗料を筆で手作業で1本1本埋めます

まず、なぜレザー用パテを使用しないか?

どんなに良品なレザー用パテでも塗料より硬くなり

硬くなると触ったときの風合いがオリジナルとは変わってきます

オリジナルの風合いを崩さないため

薄塗りで何度も回数を重ねて塗り

はみ出した部分や盛り上がった場合は整えます

また「塗料を使用するならエアーガンで埋めれば?」

とも思いますが

エアーガンですと、ヒビだけを塗装すことは不可能で

全体的に厚塗りになり、風合いを崩す原因になります

ヒビの処理を終えてから

ステッチマスキングをします

マスキングテープは1mm、1.5mm、2mmがありますが

今回はこのステッチの幅に合わせて1.5mmを使用します

塗装

基本的に薄く、回数を重ねて塗装します

退色している部分、ヒビを埋めた部分を塗装し

オリジナルの風合いを崩さないように

確認しながら仕上げます

完成

施工前

施工後

施工前

施工後

施工前

施工後

ステッチ周り

徹底的なクリーニングと

オリジナルの風合いを崩さないレザーリペアで

新車時により近づいたシートになりました

革という素材は自己再生機能を持っておりません

現代自動車のレザーシートなどは、塗装(樹脂コーティング)してあり

私たちが実際に触れているのは、革ではなく”塗膜”なのです

ですので、通気もしなければ浸透もしません

保湿剤などの油脂などを塗れば、

紫外線によるヒビ割れの原因にもなり

油脂によって汚れやすくなります。

延命の効果はメンテナンス次第となります。

近年のレザーシートは柔らかく高級感がありますが、

擦れによるダメージを受けやすいです。

当店レザーコーティングは、

強固な保護膜を形成し擦れ、

汚れから守りますが柔らかく

高級感のある本革本来の質感を失いません

新車はいつまでも清潔にレザーの保護を、

経年車のレザーは素材を痛めず

汚れをしっかり落とし、

場合によっては最小限のリペアをし室内を

再びクリアな状態へ近づけることができます

全ては

レザーを知っているから出来る技術です

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